スタバの女神

今日はどっと疲れた日だったけど

あたたかい人達に救われた日でもあって、

忘れたくないのでブログを書く。

 

夏休み中の息子に、美容院に付き合ってもらい

その後絵本を買いにショッピングモールへ。

毎日お昼寝してる息子だけど、

今日は車で寝なかった。

買い物中に眠気のピークが来てしまった...

 

疲れて眠たくなると、

「限界スイッチ」みたいなのが入る瞬間があって、

どこでも、なりふり構わず、激しく泣く。

なんて言葉をかけても通用しなくて

やれやれ手がつけられないぞ、の状態。

2歳の頃はたまにあったかも。

幼稚園に入ってからはこんな姿みたことなく、

油断してたなぁ。

 

今日はおにぎり屋で限界スイッチが入った。

おにぎりを3個欲しいと言われて、

(絶対1個しか食べないのに)

私は自分のを含めて2個買った。

「なんで3個がわないのぉぉぉぉお〜〜」から始まり、

「おながすいたのぉぉぉ〜〜」と大号泣。

道を塞ぐようにふんぞり返って、

何を言っても意思を曲げようとしない。

ずっと「おにぎりーーー」と泣き叫ぶ息子。

ショッピングモールの道ゆく人がその姿を見て

かわいいねって微笑んでくれる人から、

邪魔そうに歩く人まで、さまざま。

そりゃそうだ、

廊下の真ん中で泣き叫んでいるんだもの。

 

そこで私はスタバの女神に会った。

おにぎり屋さんの隣にスタバがあって、

40代くらいの女性店員さんが

「時間ありますか?」って声をかけてくれた。

それは突然で、びっくりしたけど

「何か甘いもの食べてみる?」と、

小さいカップにソフトクリームを3つも用意してくれた。

息子は限界スイッチが入っているので、

大好きなソフトクリームを拒否し

「おにぎりがいい」の一点張り。

普段甘いものばかり食べてるよね!?

これも拒否するのかい?!と思いながら

私もソフトクリームをいただく。

終いには、ドーナツも用意してくれる店員さん。

お金払います!と言っても、

「大丈夫ですよ〜!」って。

 

「私も息子が2人います。

こんな時期はあっという間ですからね〜」って。

「ドーナツはお母さんのおやつにして下さい」と。

女神ですか?

表情も声も優しさで溢れてて、

私は恥ずかしくも涙目になってしまった。

 

また家族であのスタバへ行くぞ。

お礼参りならぬ、お礼スタバしにいかなきゃ。

 

その後、家まで車を運転しながら

ドーナツをいただきました。

最高に美味しかった。心が浄化された。

 

(実は、スタバの店員さん以外にも、

息子に車のパズルを差し出してくれる人もいた。

にこにこと声をかけてくれる人もいた。)

 

私もどこかで恩返ししなくちゃ!と思った

そんな、忘れたくない1日。